よく頂くご質問に、自分で瞑想したり、メッセージをキャッチしたり、
ビジョンを見たりできるようになりたいけれど、
何から始めたらいいのか、わからない、というお話をよく頂きます。
エネルギーフィールドを整える、とか、
中心の層の情報と、感情次元の層の情報の違いを察知する、とか、
そんなことを言われてもなんのことやら、、と戸惑ってしまいますよね・・
それで、私自身が、最初に行うのに、一番いいツールだなーと思うのが、
「カード」です。
カードは、内側にあるビジョンや、潜在的な気持ちや、深層心理、から
さらには高次元の領域の情報に至るまで、
眼前に明確に示してくれるものだからです。
今、この瞬間に飛び交っている目には見えない情報を、
カードの組み合わせ、という法則を使って、示してくれます。
タロットやオラクルカードがそれにあたりますが、
タロットは、ちょっと難しい、勉強が必要、、と感じると思います。
それに対して、オラクルカードは、一枚めくって、メッセージを
付属の冊子を読むだけでわかるようになっていますので、
最初に、ひとつ持つアイテムとしてとても良いと思います。
毎日、一回でいいから、カードを一枚めくってみることを
繰り返すだけで、かなり急速にご自分の内側と繋がっていきます。
そのうちに、だんだんと、カードをめくらなくても、
ご自分の内側とつながれるようになってくると思います。
では、オラクルカードとタロットカードは何が違うのか。
私なりの見解を書いてみたいと思います。
タロットカードは、78枚、という枚数が決まっており、
22枚の大アルカナ、と、56枚の小アルカナで構成されております。
巷に売られているものは、ウェイト版が9割を占め、
他、マルセイユ版や、カモワン版などの、14世紀頃、タロット発祥とされる
紀元から受け継がれた、同じ絵柄のタロットが存在します。
ウェイト版は、その後、19世紀頃、魔術的な時代背景から出来上がってきたもので、
あらゆる、作家さんや、アーティストさんが自由に描いた、
様々な絵柄のカードを総称して、ウェイト版、といいます。
私は、主に、マルセイユ版のタロットを使っています。
タロットは、78枚の法則であるのに対して、
オラクルカードは、おみくじのようなものですので、
エンジェルカードのように、基本44枚で構成されているものから、
50枚のもの、30枚のもの、枚数も自由なのです。おみくじですので。
タロットと、オラクルカードでは、
私の解釈では、
タロットは、法則の層のストーリー
オラクルカードは、中心。
のようなイメージがあります。
タロットは、78枚のシンボリズムを駆使して、
その無限の組み合わせから、あらゆるストーリーを
表現してくれます。
例えば、何かについて質問し、それに対してタロットを
展開する。
それでは、漠然としていて、答えが明確に受け取れなかったとします。
おバカな私にもわかるようにもっと分かりやすく教えて、と
もう一回、展開してみる。
それで、ストン、と落ちるときもあれば、
では、こっちの方向から見たら、どうなの?とか
この側面はどうなの?と、また展開してみる、
ということも、あるわけです。
それを繰り返すようなことも、あったりします、
そのうち、法則は中心には行けませんので、
同じところをぐるぐる回り出しているのに気がつきます。
出てくるカードが違ったとしても同じようなことを
カードが繰り返し言っているのに気がつく時があります。
そんな時に、オラクルカードを一枚引いてみる。
そしたら、いきなり答えがすっと、わかることがあります。
じゃあ、最初からオラクルカードを一枚だけ引けば
答えが分かったのか、というとそうではないのですよね。
それまでの、タロットという法則が紡ぎだした一連の
ストーリーがあったから、最後に引いたたった一枚のカードが
明確な答えとして繋がる、、といった感じの
関係性が、タロットとオラクルにはある、と私は感じています。
こうして、カードとひたすら仲良くなって、自分の内側と
会話する・・これを、数年繰り返していた時期が私にもあります。
そのうちにだんだんとカードが必要なくなってくるのですが・・
占星術のホロスコープチャートを毎日見て、星読みを毎日書いていた
時期もありました。
そのあとに、瞬光(ひゅんひゅんと飛ぶ銀色の光)が飛ぶようになり、
人の周りに色が見え始め、いろんな声やメッセージが頭の中に入ってくるようになり、
などなど、ここから先のことを書くのは、とてもとても長いストーリーになると
思うので、これから、少しずつ少しずつ触れていきたいと思いますが・・
なので、カードと仲良しになる。
ということは、手始めとして、とてもいいツールのひとつだ、と私は思っています。
そこから、どちら側の方向へ行くかは、ご自分の内側と会話して
決めていくことになると思うのです。
オラクルカードはすぐにでも始められますし、
タロットも、難しそうに感じますが、78枚全てを暗記しようとすると
確かに、面倒ですが、
タロットも、78枚全てを暗記したところで、奥深いリーディングが
できるとは限らず・・
占星術と同じように、ストーリーと、数字、シンボルの法則を、右脳と感覚に
落とし込むことがとても大切だなーと常々感じています。
カードと仲良しになって、ご自分の心の内側と
会話することは、本当にほんとーに、とても大切なことだと思うのです。
@ 'ェ' @