今日は少しテーマが大きいのですが、少し大きな視点から
宇宙においての、現在の地球の配置を、書いてみたいと思います。
水瓶座時代って、聞いたことがある方も多いと思います。
これってなんのことなのでしょうか。
太陽の周りを地球が周る道のことを、黄道といいますが、
ここに、牡羊座0度を春分点として、12の星座が配列されています。
西洋占星術では、この春分点牡羊座0度から始まる基準にて
成り立っていて、
西洋占星術の起源は、紀元前6000年にも遡ると言われて
いますが、ホロスコープという形状が出来上がってきたのが、
紀元前400年ごろとも言われています。
ちょうど、今から2000年くらい前ですね。
この時に、春分点が牡羊座にあったので、西洋占星術では、
春分点を牡羊座0度に充てたといわれています。
この基準によって出来上がったものが、私たちが使っている
トロピカルチャートです。
しかし、地球の基軸は、少しずつ、ずれていっているため、
春分点も、少しずつずれていっていて、現在はうお座の
5度あたりに、春分点があるのです。
これをサイデリアル基準といい、インド占星術などでは
この恒星基準のサイデリアルチャートをつかいます。
この基軸は、通常とは逆方向に進むため、牡羊座の次はうお座となり、
その次は、水瓶座となります。
ですので、現在、まもなく春分点が水瓶座に入る位置に
あるため、水瓶座時代、と騒がれているわけです。
地軸が天体の軸を一回転するには、25800年ほどかかり、
これは、プラトン歴と言われ、この25800年をワングレートイヤーと
言います。
このワングレートイヤーは12の星座に従って、
エイジ(時代)に分けられ、一つの星座を約2000年ほどかけて
動きます。
ですので、だいたい、一つのサインの1度動くのに72年ほどかかるので、
だいたい、私たちの一生分くらいかけて、1度地軸が動くと
考えると良いと思います。
この水瓶座時代には、諸説あるようですが、魚座時代が終了して
水瓶座時代に入るのは、1950年から、2740年の間、と言われており、
今まさに、私たちは水瓶座時代に突入していこうとしているのです。
水瓶座時代がどういう時代なのかは、テーマが大きすぎますが、
まず一つ言えることは、水の2000年から、風の2000年へ
移行している最中だということが言えるのではないかと思います。
私の講座を受けて頂いている方は、きっと、それがどういうことなのか、
イメージしていただけるのではないか、と思います。
風は非常にエネルギー化された領域、
水は、非物質次元と物質次元を架け橋する媒介のエネルギーを
持ちます。
また、水は感情や潜在意識といった、半物質のあたりを司ります。
これまでの牡羊座の火の時代は、紀元前の頃ですので、
それこそ、人間がまだ動物的で本能的に生きられていた時代かも
しれません。
食べるために弱肉強食の連鎖が行われるのが当たり前で、
それが生きる、ということだった2000年から、
私たちは、心の時代、に入ったことも考えられます。
そして、今、風の2000年に入ろうとしている・・・
あれ。全然、水瓶座時代の序章のお話にたどり着かないな・・^^;